中国を語る
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銭塘江の海嘯


アマゾンのポロロッカと並んで大規模な海嘯で知られるのが中国の銭塘江。毎年十五夜の頃に、杭州を流れる銭塘江の河口に、高さ3メートルにもなる大波が、川を大逆流する。地元の人々は月餅を食べながら、この眺めを見るのが、古くからの習わしだった。

今年の銭塘江の海嘯は8月31日にみられた。写真(AFP)は、河口の町海寧での海嘯の様子を写したものだ。逆流が勢いよく堤防を越え、見物人たちの足元まで押し寄せてくる。

中にはサーフィンを楽しむ人たちもいるそうだ。ポロロッカ名物の波乗りに刺激されたのだろうが、すこぶる危険なので、命がけだという。





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