中国を語る
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帰国:呉越紀行その二十

 十一月十六日(水)晴。早朝五時前に起床して六時前にホテルを辞し七時頃には浦東空港に到着す。ここにて搭乗手続きをなし、康康と別れを告ぐ。彼引き続いて別口の仕事待ちをる由なり。

同行の諸子と待合ロビーにて時間をつぶす間、親しくなりし人々にむかって、帰国後旅行記をブログに掲載するつもり故、是非高覧を乞ふといふ。

帰国便は八時五〇分発JL八七二便なり。飛行機は九時二〇分頃離陸し、十時十分頃五島列島上空にさしかかり、その後北九州、瀬戸内海、遠州灘上空を経て十一時二十五分(日本時間十二時二十五分)成田空港に着陸せり。

最後まで同行せしK氏と到着ロビーにて別れ、便所に入る。しかして上海にて蓄へたる糞便をことごとく排出す。余聊か便秘に苦しみをりし程に、快便を得て気分頗る爽快になりたり。





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